2013年9月30日月曜日

聖幼 第6号 平成25年度

空の鳥をよく見なさい。
マタイによる福音書 6章26節

 この聖書の箇所は、私たち人間の生き方について教えています。キリストは、「自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に収めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。」と言っています。私たち人間は、どんなに頑張っても寿命を延ばすことは出来ません。カトリック教会では、何も出来ない私たちは、全てを神に委ねて生きるように教えています。
  ところで、まだまだ暑い日が続いています。今年は、竜巻や例年にない大雨の影響で、日本各地で大変な被害が出ました。ボランティアの方たちの協力によって、少しずつ片付けが進んでいますが、一日も早い復興をお祈りいたしましょう。
  さて、間もなく運動会が開催されます。毎年のことですが、暑い中でも元気一杯、練習に励んでいる子どもたちの姿を見る度に、逞しさと成長を感じます。 保護者の皆様、運動会当日、演技や競技が上手く出来ない子どもがいるかも知れませんが、子どもたちの頑張りに、暖かい声援と精一杯の拍手を送ってくださいますようお願いいたします。