2015年6月30日火曜日

平成27年度 7月号



柔らかな応答は憤りを静め、傷つける言葉は怒りをあおる。
箴言 15章1節

箴言の書とは、旧約時代にイスラエルの王であった、ソロモン王によって書かれたと言われています。ソロモン王は、イスラエルの王の中で最も民衆を大切にした王と言われています。ある時、神様から、「一番欲しい物をあげよう」と言われたソロモン王は、「人々を正しく導くための智恵をください」と答えました。自分のことではなく、人々のことをいつも考えていた王様です。見出しの言葉は、そのソロモン王の言葉です。柔らかな応答に心がけ、他人を傷つけない言葉がけに気を付けましょう。
 さて、1学期も残り僅かとなりました。新入園の子どもたちも、すっかり、幼稚園生活に慣れ、少しずつ、自分のやりたいことをやり始めたように思います。6月半ばから、幼稚園では、毎日、天気を気にしながら、プール遊びをしています。初めは、水着に着替えるのを嫌がり、次に、水に浸かるのを嫌がっていた年少組の子どもも、今ではプール遊びを楽しんでいます。雨の日や寒い日もありますが、これからも、出来るだけ水に慣れるように、子どもたちとプール遊びを楽しみたいと思います。しかし、お子様の体調の優れない日は、水遊びを控えるよう、保護者の皆様方のご協力をお願いいたします。

 7月も保護者の皆様方に参加していただく行事があります。皆様方のご協力をいただきながら、保育に励みたいと思います。最後になりましたが、見出しの聖書の言葉をもう一度噛みしめながら、子どもに対して、他人に対して、その都度、どのような言葉がけが大切かを考えながら、話をするようにいたしましょう。