2016年1月29日金曜日

2016年2月の聖句



「人の子は仕えられるためでなく、仕えるために来た。」  
マルコによる福音書 10章 45節

1月21日に、教皇フランシスコは、殉教者ユスト高山右近を、「福者」に認定しました。日本のカトリック教会にとっては、朗報です。カトリック教会では、最高の崇敬対象となる、「聖人」に次ぐ位として、「福者」の位を設けています。「福者」に認定されるためには、殉教(キリスト教を信じたために殺されること)、または、難病の治癒などの奇跡が1つ必要です。キリシタン大名であった、高山右近は、富や権力よりも家来や民衆が幸せに生きることを願い、人々に仕えました。最終的には、豊臣秀吉のキリシタン禁教令によって国外に追放され、マニラで亡くなりました。現代に生きる私たちも、高山右近のように、謙虚な心・いつくしみの心を持ちながら、周りの人々に奉仕することが出来るよう、努力したいものです。
 ところで、16日の土曜日には、天候にも恵まれ、役員の皆様方と係のお母様方、そして、お父様方のご協力で、餅つき大会を開催することが出来ました。本当にありがとうございました。子どもたちも普段と違う、力強いお父様方の姿を見ながら、精一杯声援を送っていました。これからも、保護者の皆様方の行事への参加をお願いいたします。
 さて、3学期も残り2ヶ月となりました。子どもたちには、残り少ない今学期を有意義に過ごさせたいと考えています。特に、年長組の子どもたちには、幼稚園での良い思い出を沢山作って欲しいと願っています。
 2月も、保護者の皆様方のご協力をお願いいたします。