2016年2月26日金曜日

2016年3月の聖句



「喜んで与える人を神は愛してくださる。」 

コリント信徒への手紙Ⅱ 9章 7節 


 カトリック教会では、灰の水曜日(最初の人間アダムが土から作られたことを記念する日)から、イエス・キリストの復活をお祝いする、復活祭(イースター)までの40日間を四旬節と呼んでいますが、復活祭の日は毎年変わり、今年は、3月27日の復活祭に向けて、過ごしています。四旬節とは、イエス・キリストが、40日間、荒れ野で断食をし、祈りを捧げ、悪魔の誘惑を受けながらもその誘惑に打ち勝ったことを記念する期間のことです。四旬節には、カトリック信徒も祈りと節制に努めます。そして、世界中の全てのカトリック教会で献金が集められ、バチカンを通して、世界中の苦しんでいる人たちのために使われます。
 さて、今年度の幼稚園生活も、残りわずかとなりました。私は、毎年、2月に入りますと年長組の子どもたち数人ずつと昼食を食べるようにしています。昼食を共にしながら、子どもたち一人ひとりの入園当初を思い起こし、会話を通して、心身共に成長した子どもたちを見ますと、何とも言えない嬉しい気持ちになります。卒園式の練習が始まり、お別れ遠足が終わりますと、いよいよ、幼稚園を巣立って行く日が近づいて来ます。年長組の子どもたちは、まだまだ卒園したくない気持ちと、小学校への期待とが入り交じった複雑な時期だと思います。子どもたちの気持ちを受け止めながら、保育に専念したいと思います。また、年少組・年中組の子どもたちも進級に向けての準備が始まりました。残り少ない日々を子どもたちと共に有意義に過ごしたいと思います。
 保護者の皆様方の更なるご協力をお願いいたします。