2017年7月13日木曜日

2017年8月の聖句



「この最も小さい者の一人にしたのは、
    わたしにしてくれたことなのである。」
マタイによる福音書 25章40節


 この聖書の箇所は、最後の審判と呼ばれる場面です。生きている間に、困っている人や病気の人を助けてくれた人は、死後、天国に上げられ、一方、生きている間に、人を傷つけたり、悪いことばかりしたり、他人を蔑んだりした人は、永遠の苦しみを受けるという話です。カトリック教会の洗礼を受けた人たちは、この聖書の箇所を真剣に受け止め、隣人愛を実践するようにしています。本園に直接的に或いは、間接的に係わる全ての皆様、苦しんでいる人たちの助け手となれるよう、共に努力いたしましょう。

 さて、早いもので、幼稚園も1学期が終わり、夏休みが始まります。入園や進級から4ヶ月近くが経ちますが、初めの頃は、不安がっていた子どもたちも、すっかり幼稚園に慣れました。5月のマリア祭、体操指導や保育の一環でのプール遊び、その他、毎日の保育を通して、子どもたちの成長を見ることが出来ました。これからの行事として、終業式の日には、夕涼み会が予定されています。また、7月20日と21日には年長組のお泊まり保育を実施します。この行事を通して、年長組の子どもたちが、より一層友だちとの関わりや協力する大切さを学ぶことによって、幼稚園でのお兄さん・お姉さんとして更に成長してくれることを願っています。

 ところで、1学期の間、保護者の皆様方には、沢山のご協力を頂き、ありがとうございました。今年もすでに暑い日が続いていますが、長い夏休み期間中、熱中症や事故などに遭われないよう充分ご注意ください。夏休み中は、預かり保育や園庭開放もございますので、ご利用ください。

 それでは、楽しい夏休みをお過ごしください。
 また、夏期保育でお会いしましょう。